食の安全・安心への取り組み

大庄基準

7.放射能汚染の安全確認に関する大庄基準

放射能汚染の安全確認に関する大庄基準

大庄グループとして、放射能汚染に対しても徹底的な取り組みで安全確認を行い、安全・安心なお料理をお客様にご提供します。

 2011年3月の東北地方太平洋沖地震による福島原発事故に伴う農産物等の深刻な放射能汚染が発生し、お客様には関係地域の食材使用に大きな心配がありました。
 食材の安全性確保に先進的な対応を行ってきた大庄グループとして、放射能汚染に対しても最先端の徹底的な取り組みを行うこととし、大庄基準に定めて安全確認を行ってまいります。

推進事項

  • 当社導入のガイガーミューラー管方式によるスクリーニング検査と専門機関に委託したゲルマニウム半導体測定の2 段階の検査体制で、食材の安全確保を推進
  • 社内に放射能汚染実態や食材の安全に関する正しい知識についての周知を行い、お客様にご説明できる水準までの理解促進を図る
  • 震災復興を支援するため、検査の結果、安全を確認した食材については、積極的に使用する
    <スクリーニング検査>
    放射能測定において、製品によるバラツキ等に対応するために出来るだけ多くの数の食材の放射能測定を行うため、ガイガーミューラー管方式の測定を一次検査として行うこととし、これをスクリーニング検査とします。
    別記6<放射能検査実施要領> 

推進基準

  • 汚染が懸念され、放射能確認が必要な地域・品目の明確化
  • 物流センターの荷受場所で、当社測定器を使用した放射能スクリーニング検査の実施
  • スクリーニング検査において、少しでも放射性物質を含むと判断した品目の使用停止
  • 専門機関への委託検査
  • 委託検査で基準を超えた品目の使用中止

確認及び検証

  • 荷受場所における当社独自の一次検査(スクリーニング検査)で、放射能を含む恐れがあるかを識別
    別記6<放射能検査実施要領> 
  • 一次検査で、放射性物質を含む疑いがあると識別された品目に対し、専門機関に委託して精密な放射能測定を実施して判別
  • なお、現状は一次検査で疑われる事例が極めて少ないことから、一次検査の妥当性を検証するため、安全であると判断した品目についても定期的に専門機関に委託し、精密な放射能測定を実施

実施状況

 放射能汚染への対応は、①全国の放射能測定データの継続的な把握と社内での情報の共有化、②把握した情報に基づく商品選択、③把握した情報に基づく食材の選択使用、④商品本部の荷受場所でのスクリーニング検査、⑤スクリーニング検査で汚染が疑われる場合は専門機関に委託し、ゲルマニウム半導体分析器による放射能測定を実施する体制を確立し、汚染が懸念される地域・品目については引き続き調査を徹底します。
 なお、毎日のスクリーニング検査が出来ない一部(2割弱)の地方店舗については、現時点でスクリーニング検査の必要が無い地域・品目に限定して使用し、出来るだけ同一水準の放射能対応が確保されるように努めます。

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