食の安全・安心への取り組み

大庄基準

9.遺伝子組み換え作物(GMO)及びアレルギー表示に関する大庄基準

遺伝子組み換え作物(GMO)及びアレルギー表示に関する大庄基準基準

遺伝子組み換え作物(GMO)に関する大庄基準

 大庄基準では、識別可能な一次生産物の使用等では遺伝子組み換え作物を使用しないということを基本方針にしています。
 加工食品については、確認が困難なものが多いことから、確認が可能な範囲で遺伝子組み換え作物を原材料とした加工食品を使用しないように努めます。

推進事項

  • 遺伝子組み換えによる食材を、出来るだけ使用しないように努める
  • 栽培履歴における種子・種苗の記帳及び確認を推進

推進基準

  • 農産物の一次生産物については、遺伝子組み換え作物を使用しない。
  • 加工食品について、遺伝子組み換え作物を原材料として使用している食品は出来るだけ使用しないように努める。
  • 大庄製品規格書による確認の徹底
    ※加工食品は、食品表示法等による表示義務品目を対象として確認
    加工食品は、遺伝子組み換え作物の使用記載が不要な食品もあり、また表示義務食品でも主要原材料の上位4品目以下又は5%未満の場合は記載が不要なこと、更に加工食品では遺伝子組み換え不分別との記載が多いこと等から、確認が可能な範囲で使用しないように努めます。

確認及び検証

  • 大庄製品規格書の確認
  • 食品表示法の一括表示欄の確認
  • 製造メーカー・取扱業者等への確認

説明

 遺伝子組み換え作物については、アメリカ、ブラジル、ニュージーランド等では大豆、とうもろこし、なたね等の組み換え作物が主流となり国民も受け入れているが、EUや日本では国民に根強い抵抗意識があります。
 日本では、遺伝子組み換え作物の栽培そのものは規制されていますが、大豆やとうもろこしは消費量の多くをアメリカ等からの輸入に頼っており、遺伝子組み換えの穀物は大量に輸入されて飼料や加工食品に利用されています。
 加工食品や外食の一部では、お客様のニーズを受けて遺伝子組み換えの原料を使用していないことをアピールする取り組みも一部では目立っており、遺伝子組み換え作物の使用に関する考え方を明確にすることが望ましいとの状況があります。
 このため、大庄基準では、識別可能な一次生産物の使用等では遺伝子組み換え作物を使用しないということを基本方針にして対応します。
アレルギー表示に関する大庄基準

アレルギー表示に関する大庄基準

 大庄グループでは、お店のメニューやホームページでアレルギー物質が確認出来るような取り組みを進めています。
 これからも業態ごとに表記の取り組みの拡大に努めてまいります。

推進事項

  • アレルギーに関する情報提供の推進

推進基準

  • お客様が、メニューの「特定原材料」※1使用の有無を確認できる(情報提供)体制づくりを、計画的に推進する
    ※1
    「特定原材料」は、そば、落花生、卵、乳、小麦、えび、かにが指定 (平成29年9月現在) されています。

確認及び検証

  • メニューの調理レシピで食材を確認
  • 食材を大庄製品規格書で確認

説明

 食物アレルギーについては、対象者数が多いことや重篤になる恐れがあるアレルギーもある等の理由から、平成13年度から加工食品に対する表示義務化が行われました。
 その後、消費者庁の有識者検討会が、外食等におけるアレルギー物質の表示のあり方検討を行った結果、複雑で対応し切れない店舗もある等から外食への表示の義務付けはとりあえず見送られましたが、「正しい知識に基づく自主的な情報提供は重要」と、指摘されました。
 消費者の意見や報道等においては、加工食品の製造は勿論のこと、外食産業においてもアレルギー物質の表示に取り組むことは社会的ニーズであるという雰囲気が拡大しつつあります。
 大庄グループは、お客様の要請を尊重する企業として、店舗のメニューからホームページでアレルギー物質を確認出来るシステムを構築し、業態毎にアレルギー物質が確認出来るように取り組んでまいります。

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