第2弾 2012年3月 岩手県・大槌町/山田町支援

負けずに立ち上がる人々に、ひと雫の笑顔を届けるため。庄やグループの継続する支援活動(岩手県上閉伊郡大槌町/下閉伊郡山田町)時の経過とともに薄れてゆく東日本大震災の被害を風化させない!

東北三陸海岸地域に大きな被害をもたらした東日本大震災から時が経過しました。しかし、一瞬にして温かい生活の営みを奪い去っていったあの日のこと、時の経過とともに薄れてゆく被害のこと、人々の悲しみのことを私たちはまだ風化させてはいけないはず…。
なぜなら、1年以上も経った今でも被害の大きかった沿岸地域には、当時とあまり変わらない風景が広がっているからです。津波にさらわれた町の跡、未だ処理されることのない瓦礫の山、山、山…。いつ継るのかもわからない鉄道の線路。復興へ負けずに立ち上がる人々は、まだまだ現在進行中なのです。

1年経っても、あまり変わらない大槌町の風景。あの日のことは、わすれない。
▲1年経っても、あまり変わらない大槌町の風景。あの日のことは、わすれない。
未だ処理されることのない瓦礫の山がたくさん。いつになったら…
▲未だ処理されることのない瓦礫の山がたくさん。いつになったら…
瓦礫を集めて店を作り、自ら商売を始める青年。絶対に負けない。私たちも負けてはいられない。
▲瓦礫を集めて店を作り、自ら商売を始める青年。絶対に負けない。私たちも負けてはいられない。

大庄(庄やグループ)では、震災直後から現地を訪れ、支援活動を継続しています。2月の南三陸町志津川商店街の支援に引き続き3月下旬には岩手県沿岸地域の大槌町や山田町の復興支援を行いました。私たちを支えてくれている農業や漁業の生産者の方々に恩返しをすることはもちろんのこと、この活動は、人として支え合うことを大切にしようという「心」の底から生まれています。そして、被災地に赴くことで、命の尊さや、人間の力のもろさを感じると同時に、復興へ必死に力強く立ち上がる人々に、たったひと雫でもいいから笑顔を届けるためです。この先も、私たちの力で地震や津波は無くすことはできないでしょうが、「笑顔」を取り戻すための支援を継続することはできる。

被害のことを風化させることなく、小さなことでもいいから…、「継続こそが復興支援」、私たち庄やグループのミッション。「絆」を号令だけに終わらせず、目の前に立ちはだかる復興への課題を克服するための一助となるために私たちは活動する決意を持ちました。
当社の東北支援活動を被災地域の方々に知っていただくことも多くなり、最近では市民イベントへの支援依頼や文化活動の支援依頼が多数きています。当社、物流統括本部を中心に、今後も積極的に継続して復興支援をする計画をしていています。

<2012年3月の支援活動>
・大槌町/山田町の皆さんとの笑顔を届けるための「餅つきイベント」
・住民の方々に春を告げるスイトピー配布
・物資寄付
・現地農業、漁業の生産者の方々との交流および食材仕入れ(購入)

当社企画の餅つきイベントに参加した大槌町の皆さんの瞳には、明日への希望が光っていた。
▲当社企画の餅つきイベントに参加した大槌町の皆さんの瞳には、明日への希望が光っていた。
春を告げる花、スイトピーと野菜セットを手渡す。「今日はお彼岸だから、お墓にお供えできる」と…
▲春を告げる花、スイトピーと野菜セットを手渡す。「今日はお彼岸だから、お墓にお供えできる」と…
庄やグループの従業員からの「愛」の支援物資を大槌町にお届け。東北に愛が溢れますように!
▲庄やグループの従業員からの「愛」の支援物資を大槌町にお届け。東北に愛が溢れますように!
地元のメンバーだからこそ!まだ寒い春に、駆けつけてくれた東北の店舗のメンバーが豚汁を振舞った。
▲地元のメンバーだからこそ!まだ寒い春に、駆けつけてくれた東北の店舗のメンバーが豚汁を振舞った。
イベントのお手伝いをしていただいた町民の皆さん。皆さんの笑顔から勇気と元気をいただきました。「ありがとう」。
▲イベントのお手伝いをしていただいた町民の皆さん。皆さんの笑顔から勇気と元気をいただきました。「ありがとう」。

「ハイ!よろこんで」が合い言葉。全国約900店舗の大衆割烹グループで、安全食材を安心してお召し上がりください

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