

近頃よく耳にするようになった「遺伝子組み換え食品」。すでに130品目が国内での使用を許可されています。この数を驚きと捉えるかどうかは皆さんの判断に任せるとして、「遺伝子組み換え食品」以外にも食品に関して調べておかなければならない要素は「農薬」「食品添加物」などたくさんあり、その数は数千にものぼります。
「無添加」が絶対に良いというわけでもありませんが、さすがに「数千」は驚きではありませんか?
そこで、前回ご紹介した397人のサムライ「食品衛生監視員」の登場です。でも、数千種類をすべて調べるわけにもいきません。良く使われる問題のある薬品などを中心に、また輸入元や輸出国の前歴に照らし合わせてチェックしています。
では、心配だからといって輸入食品を一切なくしてしまったらどうなるでしょう? 実は、戦前のような状況になると言われています。お肉は1週間に1回食卓に上るかどうか。お味噌汁は飲めずお吸い物にわずかな具…このお話についてはまた次回。
