毎日の食卓にのぼるごはんやおかず。その約60%は輸入されものです。輸入先の一番は「アメリカ」、その次は「中国」です。多くを外国からの輸入に頼らなければならないとはいえ、時には「?!」と思うニュースを目にすることもありませんか?

「食の安全」よりも「そのほかの事情」が優先されることが。

いま日本では食料自給率を向上させる運動が積極的に行われています。お米から作る米粉で新しい食の可能性を探ることや、そもそも生産量を増やさなければということから、酪農・農家の若手育成、さらには海外に負けないような効率的な生産を目指す規模の大きな企業農家も増えてきています。

国内の生産と消費を増やせば、輸送で排出されるCO2が減って、エコな社会づくりにもつながりますし、なによりも「国内産」という安心は大きいですよね。でも、大切なはずの食材を輸入までして確保しているのに、毎日たくさんの食材がまだ食べられるのに廃棄されています。おかしいですよね? このお話についてはまた次回。