第1回
東洋医学からみる健康法「熱寒指数」
"熱寒指数"ってナニ?!
漢方・東洋医学のブームのなか、今注目され始めているのが、東洋栄養学見地による熱寒指数です。
とくに漢方では「薬食同源」の考え方があり、食品にも摂取者の体を温めたり、逆に冷やしたりする効果がある事が実証されています。
摂取者の体質が「熱性体質」「平体質」「寒性体質」なのか、またその時の状態や季節により熱・寒の食品を選んで摂取することで病気の予防効果・治療効果を得ることができます。
これを食品別に係数で表したものが「庄や」「やるき茶屋」のメニューにも記載がある、熱寒指数です。体の中に入って、温める方に働くか、冷やす方に働くかの作用をうまく利用して、体のバランスをとる目安としてください。
指数のバランス500±20がべストバランスです。

次に簡単な熱寒体質のチェックがありますのでトライしてみてください。
【簡単熱寒体質チェック】
下記の質問に「ハイ」ならばクリックしてチェックマークをつけてください。
- 1、私の顔色は血色が良い方だ
- 2、私は暑がりで冷房を好む方だ
- 3、私はどちらかというと便秘がちだ
- 4、私はトイレ(尿)は遠い方だ
- 5、私の尿は透明である
- 6、私はよく晩酌をする
- 7、私は外食が多い方だ
さて、あなたは熱性体質?それとも寒性体質?
チェックマークの数 4個以上→熱性体質 2~3個→平体質 0~1個→寒性体質
- 《熱性体質の方は、若いうちは仕事も遊びもエネルギッシュにこなす企業戦士》
- しかし中年以降には、今までのオーバーヒートがたたって、成人病にかかる方が多くいらっしゃいます。食事の傾向は「こってり・たっぷり好み」お酒も大好き。夕食は軽めにしてください。
- 《平体質の方は、熱寒的にバランスがとれた食生活》
- しかし加齢とともに熱性体質に偏る方が多く見られるので定期的なチェックをお忘れなく。
- 《寒性体質の方は、朝が苦手で風邪はなかなか治らず、お腹がくだりがち》
- 食事の傾向は「あっさり・さっぱり好み」朝食は必ず食べるようにしましょう。