▲宮城県女川町・須田町長に庄やグループから寄付金をお渡ししました(写真左から:須田善明町長、当社専務石村)
- ▲復興への歩みが着実に進む女川町
- ▲復興のシンボル・新しい女川駅舎前は人々で賑わっています
- ▲女川復幸祭2016開幕です(協賛:庄やグループ)
- ▲庄やグループキャラクターのマグちゃんもイベントを盛り上げました
- ▲炭火焼きサンマ2,000尾を無料提供しました
- ▲餅つき体験・お餅振る舞いには、長蛇の列ができました
- ▲来場者からも元気をもらい、笑顔いっぱいに
- ▲当社の本部社員も復幸祭にかけつけ、一緒にお餅を振る舞いました
- ▲イベントのフィナーレでは、お宝撒きで盛り上がりました
女川町復興支援者各位
謹啓 陽春の候、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、平成23年3月11日に発生した大地震は、直後に襲来した巨大津波と相まって、本町を含む三陸沿岸地域を中心にこれまで経験したことのない未曾有の大災害をもたらしました。
本町におきましても、多くの町民の尊い生命と財産が一瞬のうちに奪い去られるとともに、多くの公共施設や基幹産業である水産業及び観光関連施設等に甚大な被害を受けました。
現在、日々復旧復興に向けて取り組んでいるところであり、一日でも早く「とりもどそう笑顔あふれる女川町」を実現するため、町民一丸となって努力しているところであります。
この度の東日本大震災に際して御厚志いただきました復興支援金につきましては、被災者支援をはじめ、これからの復興事業推進のため有効に活用させていただいております。
本町の現況としましては、災害公営住宅への入居や宅地分譲が進められており、今年度も引き続き災害公営住宅の完成に向け努力するとともに、町中心部の自立再建による住宅の建築など、いよいよ復興の進展が身近に感じられる段階へと進むことができました。
また、昨年開業した新女川駅(女川温泉「ゆぽっぽ」併設)から女川湾に向かって整備したテナント型商業施設「シーパルピア女川」も開業し、女川駅前商業エリアの全容が整いつつあり、少しづつ活気が戻って来ております。
更に、女川港の復旧や市場施設、民間水産加工場の再建といった本町産業の基盤である水産関連施設整備に向けた事業など、本格復興への歩みが着実に進められており、被災各地で復興の槌音が響くなか、本町の復興は、現在基盤整備期として折り返し地点となっているところであります。
復興にはまだまだ時間を要するものと思われますが、皆様からの温かい御支援と励ましを支えに頑張って参りたいと存じますので、今後ともお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
この度の御支援、御協力にあらためて感謝申し上げますとともに、皆様の益々の御多幸と御繁栄をお祈り申し上げ、略儀ながら書中をもちまして御礼の挨拶とさせていただきます。
謹白
平成28年4月
宮城県女川町長 須田善明